教育時報社

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「未来そうぞう科」構築に向け
大教大附属平野小で研究公開授業


2017.2.12





 近く公表される学習指導要領(案)にも盛り込まれる「これからの不確実な時代を生きる子どもたちに必要な創造性」。その育成に焦点をあてた「未来そうぞう科」の研究公開授業が、2月10日(土)・11日(日)の二日間、大阪教育大学附属平野小学校(校長・峯明秀大教大教授)で開催された。

 平成28年度から文部科学省研究開発指定校となり、4年間にわたるあらたな教育課程の開発研究をスタートさせた同校。今回の研究公開授業は、その第1回目の研究報告会となる。

 研究報告会では「未来そうぞう科」の公開授業やシンポジウム、文科省初中局の清原洋一主任視学官による「次期学習指導要領改訂の動向と今後への期待」をテーマにした講演も行われた。

 第1年次の研究主題は「未来を『そうぞう』する子ども」。未来を“想像”する力、そして“創造”できる力とは何かを定義し、新教科としての「未来そうぞう科」の構築が進められている。

 同校の新教科「未来そうぞう科」は、従来の「生活科」と「総合的な学習の時間」、さらには特別活動における「学級活動の時間」を統合したもの。今後、新教科で使われる教科書や、その背景となる学習指導要領の作成までめざしていくという。
(「きょういく時報」近刊号で詳報掲載予定)


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