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学校法人真言宗洛南学園
故川田前理事長の「お別れの会」執り行われる
関係者ら訳400人が参列

きょういく時報」24.6.28号掲載>





↑ 挨拶する北川辰雄理事長・洛南高等学校校長

 今年4月10日に逝去した学校法人真言宗洛南学園の故川田信一前理事長の「お別れの会」が6月14日、京都市内のホテルグランヴィアで執り行われた。

 会場には同学園の同窓会や学校関係者ら約400人が参列し故人を偲んだ。
 
 「お別れの会」では、開会の言葉に続き、三帰依による合掌が行なわれた。

 同会の実行委員長を務めた北川辰雄理事長・洛南高等学校校長は、挨拶の中で「故人は昭和46年から今日まで53年にわたり洛南の教育一筋に邁進してこられた。洛南の歴史の浅い頃から、絶えざる苦心苦悩を我が身に引き受けられ、今日の洛南の基礎を築いてこられた大先輩のお一人だった。学級担任から学年主任、部長職を歴任され、校長、やがて小中高を束ねる理事長の要職に就かれてからも、『洛南とは総合学校である』とのお言葉通り、勉学のみならず、スポーツのみならず、児童生徒の輝く笑顔と真剣な眼差しを何よりも愛し、その笑顔と充実感を守ることを何よりも優先される先生だった。私たちに力を与えてくれる灯台のような存在だった」とし、故川田前理事長の人柄と業績が生前のエピソードとともに紹介された。

 続いて会場には故人による講話の音声が流れ、「他人に譲ることの大切さ」や「“33歳の自分”を想像する意義」など、心に残る言葉の数々に聞き入る参列者の姿が見られた。

 当日は、京都府・市からの弔辞も代読され、京都における教育活動への故人の献身が偲ばれた。最後に、参列者全員による校歌の献唱と、献花が行われた。




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