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≪2024私立中高合格のポイント≫

洛南高等学校・洛南高等学校附属中学校

「出願者数などコロナ禍前まで回復へ」
高校は併願繰り上げ(海→空)も活用を

 
きょういく時報」23.10.28号掲載>




 洛南高等学校附属中学校では今春の令和5年度入試において、コロナ禍以前に近い状況まで出願者数が戻りました。

 兵庫や奈良から県境を超えて、あるいは関西圏以外からもチャレンジしようという従来型の入試が復活しつつあるようです。



男子の専願合格者増加


 令和6年度の中学入試は、統一入試日から3日目、1月15日(月)に実施します。募集人数は約280名(内部進学者約90名含む)です。内進を除く定員は、280−90≒200ですが、実際には内部進学者の増減に応じる形でこれより若干多めの入学者を迎えることになるものと考えています。

 ちなみに今春の合格者数は290名(男子200名・女子90名)で、女子の入学者は70名との想定でした。

 また今春の入試では、男子の志願者数が大幅に増加しました。入試科目の中では前年度易しかった算数が難化しましたが、得点率は約6割5分と例年並みの難易度に戻った形です。

 出願期間は12月11日(月)から18日(月)までの1週間、Web方式で行います。

 試験科目は国算理の「3科型」、または国算理社の「4科型」のどちらかを出願時に選択してください。

 今後も3科・4科のどちらを選択するかによって有利・不利が生じることはないものと思っています。



出願後の「専願切り替え」も


 出願時には専願・併願の選択もお願いしています。専願と併願の間には合格点に約40点の差があり、専願での出願が圧倒的に有利といえます。

 一方、入試説明会等で紹介させていただいておりますように、第一志望校への合格が既にお決まりの場合にはそのまま併願枠で判定させていただきますが、残念ながら合格がかなわなかった場合、本校を第一志望として専願への切り替えができる独自の制度を設けています。

 

高校は併願男子増


 令和6年度の高校入試は、外部募集約144名のうち「空(そら)パラダイム」約48名、「海(うみ)パラダイム」約96名となっています。

 出願にはWebを用い、12月1日(金)より事前登録が可能です。必要書類は所定の封筒で1月19日(金)から23日(火)の期間内に郵送してください。

 選考方法は学科試験5科型(500点満点)+面接+報告書等による総合判定です。出願種別など詳細は入試要項でご確認いただければと思います。

 今春は、併願男子の出願者数がアップし、併願女子の出願者数はダウン、「海」→「空」への併願繰り上げは13名となりました。引き続き併願枠を確保した上で、より多くの併願志望者にもチャレンジしていただきたいと考えています。
※以上本文より抜粋

  
(お話は洛南高・洛南高附属中 中村信吾先生)


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