本校は中高６ヵ年一貫の男子校です。キリスト教カトリックのミッションスクールとして、互いに愛し合いなさいというキリストの教えを軸に、生徒一人ひとりが心・頭・体のバランスのとれた人間に成長するよう教育に取り組んでいます。
2023年度中学入試の募集人数は、前期日程が約180名・後期日程は的約45名で前年度と変わりません。試験日は、前期１月14日(土)、後期１月19日(木)です。両日とも、集合時間は午前7時30分から７時55分の間、受験番号ごとに指定させていただきます。
４科・３科の出願時選択
出願期間は、前期日程が12月12日(月)から１月6日(金)まで、本校ホームページを通じてのインターネット出願のみとなっています。出願の詳しい手順は、本校ホームページ内の「入学試験・インターネット出願の流れについて」でご案内しています。
合格発表は試験日翌日の１月15日(日)午後５時、インターネットのみで行います。
後期の出願期間は、１月15日(日)午後５時から１月18日(水)の午後5時までとなっており、前期の結果を見てから後期に出願することも可能です。毎年、再チャレンジで合格を果たす受験生もおられます。
後期出願の際は専願・併願のいずれかを選択する必要がありますが、後期日程合格発表後の欠員補充のための追加合格の対象は、専願による出願者に限らせていただきます。
合格発表は１月21日(土)午後、インターネットのみで行います。合格者には当日、合格通知及び入学関係書類をお渡ししますが、例年よりも早い時刻から順次ご来校いただくことになりますので、ご予定ください。
入試科目は前期･後期とも「４教科型（国算理社）」または「３教科型（国算理）」のどちらか出願時選択です。合否判定では、３教科型の受験生についても４教科型と同じ満点で換算点を算出し､4教科型・3教科型の区別のないよう配慮しています。
受験生へのアドバイス
2023年度の入試傾向は、ほぼ例年と変わりません。受験生へのアドバイスとしては、問題文から、出題者が何を求めているのか、を正確に読み取り、解答用紙の上で正確に伝えることです。
これは国語や社会など文章中心の科目だけでなく、理科や数学などでも同じです。自分では分かっているつもりでも、相手に伝わらないような答え方をしては、得点はもらえません。文字を丁寧に、相手に読んでもらえるように書くことは基本中の基本です。
また、算数や理科では計算を手早く確実にできるようにしましょう。日頃から問題に取り組む際にも、例えば計算紙の上に書き飛ばしていくようなやり方ではなく、できるだけ整理した形で計算のプロセスを残すといいでしょう。後で見返した時に、どこで間違えたのかが探しやすいはずです。算数に限らず、理科でも計算が必要な問題が出題されており、手早く確実に計算する練習を欠かさないことが大切です。本校の算数入試は、答案用紙に解答だけを書いてもらう方式をとっていますが、設問のどの段階でどのようなミスをするとどんな値が出てくるか、など予め分析した上で、受験生がそれぞれどこまで正しく考えられているのかを見ています。
国語は毎年、非常に長い文章が出題されています。読むスピードも大きな要因となります。そして傍線部の直前直後だけを抜き出すような答え方ではなく、自分で文をまとめることも必要です。また長文の対策として大学受験でよく言われるように、先に設問にもざっと目を通しておくと、本文のどのあたりに力点を置いて読めばよいか、ある程度見当がつくかもしれません。
理科は、これまでに見たことのない問題が出てきた場合も、本文をよく読めば必要な情報が入っていますので、見落とさないことが重要です。また、図のある設問では、図だけを見て勝手に状況を作りこんでしまうことのないよう気をつけたいものです。「図のように…」と書かれていても、文中の情報から読み解く作業が必要です。
社会は、資料の読み取りや地図にも馴染んでおきましょう。人名や事象などの固有名詞は、教科書や参考書などに載っていればきちんと書けるようにしておいてください。
「入試説明会」動画をＨＰに再掲！
入試対策として各教科の過去問を解いてみるのも良いかもしれませんが、新しいこと、覚えなければいけないことがまだ残っているのに、何年もさかのぼって過去問に取り組む必要はありません。難しい問題ばかりではなく、基本的な事項をしっかり確認することも忘れないでください。
あと1ヶ月、自信を持って臨み実力を十分発揮できるように体調管理もしっかり行ってください。
コロナに伴う追試験については、特に本校が第一志望の受験生にそうした状況が発生した場合など対応を考えたいと思っています。
入試については、本校HPで「入試説明会」の動画など再掲しておりますので、ぜひそちらもご覧ください。
（お話は洛星中高 小田恵校長先生)
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