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2023受験校研究/私立中高合格のポイント

開智中学校・高等学校

「中学入試・高校入試ともに いかにミスを防げるかがポイント」
事前に戦略を立て、どこで確実に得点するかを見定め、
取りこぼしのないように。

きょういく時報」22.10.28号掲載>




【中学入試】

 開智中学校の令和5年度入試日程は、前期日程=1月14日(土)、後期日程=1月16日(月)。募集定員は、「スーパー文理コース」約35名、「特進コース」は約105名。

 入学時点では、「スーパー文理コース」1クラス、「特進コース」3クラスでスタートし、中等部4年生(高校1年生)で「スーパー文理コース」2クラス、「特進コース」2クラスに再編成します。

 中等部5年生では、文理選択を経て「スーパー文理コース」文系1クラス・理系1クラス、「特進コース」文系1クラス・理系1クラスに編成されます。このため、卒業するまで生徒のニーズに合ったきめ細やかな授業を展開することができます。
 
 中等部1年生から3年生まではベルリッツ少人数英会話授業(通称GE、1クラスをさらに3つに分け、11名から13名で実施)、中等部4年生から5年生まではOST(Online Speaking Training)を実施しています。

 また授業で培った英語力やコミュニケーション能力を発揮する場として、5ヵ国(英国・オーストラリア・カナダ・韓国・米国)対象とした交流プログラムや語学研修、リーダー研修が用意されています。

 アジアとオセアニアの各国の代表校から選抜された生徒が集い開催される高校生の国際サミットAPYLC(Asia Pacific Young Leaders Convention)にも毎年参加しています。

 今年度はコロナ禍ということもありオンライン開催となりましたが、APYLCだけでなく、英国生徒との交流やリーダー研修も含め中止ではなく、オンラインに切り替え、実施しています。


グラフの読み取り,漢字や慣用句など要注意


 入試については、例年と大きく変わることはありません。過去問(できれば5年分程度)をしっかり解いておくことが大切です。特に算数や理科の試験に見られる「グラフ」の数値を読み取って解答する問題はしっかり取り組んでください。

 国語で出題される漢字や四字熟語、ことわざや慣用句等は毎日コツコツ覚えるようにてください。受験生の力は入試当日まで伸び続けます。「できることを増やす」を心掛け学習を継続し、入試当日は取りこぼしのないようにしましょう。


【高校入試】


 開智高等学校の令和5年度入試日程は、1月28日(土)筆記試験・面接(専願受験生のみ)。

 新課程に入り、従来では高校で履修していた内容が一部中学校に移行している教科があるので注意が必要です。5教科ともに過去問から出題傾向を分析し、毎年出題されている分野や形式については抜けもれなく準備してください。

 また、正しい漢字が書けずに点数を取りこぼしている人が多いように思います。国語の書き取りだけではなく、社会ではほとんどの設問が漢字指定となっています。答えがわかっていても、漢字で答えられないと得点できません。重要用語や人物名等は漢字で書けるようにしましょう。


高等部SⅠ類卒業生の約3人に2人が
国公立大学に現役合格
 

 今春6期生が卒業した高等部SI類コースでは、これまでに404名が卒業し、その内253名が現役で国公立大学に合格しています。つまり、卒業生の約3人に2人が国公立大学現役合格を勝ち取っています。

 SI類コース卒業生404名の内、およそ半数が入学時点ではⅠ類コース(五ツ木模試BラインSS56)に在籍していたことを考えると、本校の伸び率の高さをイメージしていただけると思います。これこそが本校の魅力の1つです。国公立大学現役合格を目指すのであれば、是非本校を受験校の一つとして考えてください。

 最後に、中学入試・高校入試ともに原則追試験は実施いたしません。(ただし、新型コロナウイルス感染症等に関連して、医師や保健所などの診断の結果、本試験を受験するのが困難であると判断された場合は、審議の上、追試験を実施いたします。)

 また、例年通り体調不良者については別室受験の対応を準備しています。他の受験生との接触を避けるために、中学校棟(通常受験生は高等学校棟)で対応します。別室対応が必要な場合は事前にご連絡をお願いいたします。

 合格発表については、中学入試は掲示を継続しながら、中高ともにWEBで発表いたします。詳細は受験当日にご連絡いたします。

 受験生の皆さん、健康管理に留意され、無事受験当日を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。


(お話は開智中高 小笠原英人先生)


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