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内閣改造で加計問題は終わらない

きょういく時報」17.8.18 768号掲載>


 安倍政権は8月3日に改造人事を発表した。自民党内の反安倍派の人々も取り込んだ実務派内閣と安倍首相は自画自賛している。文部科学大臣もこれまでの松野博一氏から林芳正氏へと変わった。

 大学設置審議会の新設学部・大学に関する答申が出されるのは例年8月。

 加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で林芳正・新文部科学大臣は、「まだ加計学園問題の全貌が明らかになっていない。解明には国会での審議と大臣自身の“事案の読み込み”に時間が必要となる」(8月4日の記者会見)と述べている。

 日刊ゲンダイや東京新聞、愛媛新聞、週刊文春等々、加計学園をめぐる新事実や隠されていた事実が次々出ている。

 国会の閉会中審査でも、野党の証人喚問要請について依然与党は拒否したままだ。

 そもそも世間の常識からすると、公の仕事に携わる場合、誤解を避けるためにも友人であればなおのこと、最初から仕事への参加を断るというのが筋だろう。「李下に冠を正さず」とは、本来そういう意味なのだろうが。

 加計問題に新文科大臣の手腕がどのように発揮されるのか、注目しなければならない。


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