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特定複合観光施設区域整備法案(仮称)
~IR実施法案~に関する基本的な考え方(案)
(2013.11.12国際観光産業振興議員連盟)

<「きょういく時報」14.11.28 726号掲載>


 1.カジノを含むIRの実現、実施に関する基本的な考え方

IRは観光振興、地域振興に資する成長戦略の一つのツールである。

 統合型リゾート(Integrated Resort,略称IR)とは宿泊施設、会議施設、飲食施設、物品販売施設等とともに、カジノやその他のエンターテイメント施設等を含む複合的な観光施設をいい、都市や観光地において、観光客、ビジネス客、一般市民等を顧客とする高規格、集合的な集客施設群である。

 IRは、都市や観光地の魅力を高め、観光客、ビジネス旅客の集客を可能にし、施設整備に伴う建設需要、整備・運営に伴う雇用効果、運営に伴う税収効果、集客に伴う消費効果等の様々なシナジーにより地域経済を活性化し、再生する効果をもたらすことが期待されている。
カジノ・エンターテイメントを、適切に管理することにより健全、安心、安全な成人の娯楽の場を提供する。(本文省略)
IRの設置総数・設置区域は限定し、慎重かつ段階的な導入を図る。(本文省略)
地方公共団体の申請に基づき、国がIRの設置区域・地点を指定する。
 カジノを含むIRが設置される区域・地点の指定は、地方公共団体による提案・申請をもとに、国がこれを評価・判断し、指定する。カジノはこのIRの内部でのみ、その施行が可能となる。
カジノの施行は民設民営を基本とし、区域指定を受けた地方公共団体が民間事業者を選定する。(本文省略)
選定された民間事業者は別途、国から免許を取得する必要がある。(本文省略)
規制と監視のために国の規制機関を新たに設ける。
(本文省略)
国民の懸念を払拭し、国民の理解と支持を得られる制度構想を図る。(本文省略) 



※大阪弁護士会シンポジウム資料より抜粋


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