大阪府公立中学校長会は、令和8年3月卒業予定者の第1回進路希望調査結果を発表した。
来年春の卒業見込者数は、令和7年の第1回調査より151人少ない65,155人。このうち全日制への進路希望者は、令和7年の第一回調査より48人多い58,599人(クリエイティブスクール・単位制・支援学校・高専を除く)となっている。
また、クリエイティブスクールへの進路希望者は349人(令和7年第1回調査=356人)、昼夜間単位制希望者178人(同=176人)、定時制希望者251人(同=227人)、通信制希望者3,952人(同=4,200人)高等専門学校希望者312人(同=325人)、支援学校希望者495人(同=471人)となった。
「進学・就職希望者」では、昼夜間単位制希望者が1人、定時制・多部制単位制ⅠⅡ部希望者8人、通信制(専修学校を含む)希望者15人となっている。
一方、公立希望者について学科別に見ると、募集人員に対する希望者の割合が1.00倍以上となったのは、普通科・文理探究科・食物文化科・総合科学科・美術科・音楽科・体育に関する学科・国際文化科・グローバル探究科・文理学科・教育文理学科・総合学科(※)・知的障がい生徒自立支援コース、および工業に関する学科のうち特別入学者選抜の希望者。
このうち「普通科」については、募集人員が昨年より1,483人減の17,800人となり、競争倍率が0.02ポイント上がって1.20倍となるなど、少し狭い門となるようだ。
私立高校への進学希望者は、普通科14,869人で昨年より577人多くなっており、工業に関する学科でも昨年より15人多い163人、商業科は4人多い22人、衛生看護科は11人多い216人、体育科は5人多い155人と、私立高校全体では昨年より556人多い15,909人となった。
(※)
総合学科の募集人員には、豊中高校能勢分校の能勢・豊能地域選抜・府内全域選抜における70人を含む。また、総合学科(ステップ)の倍率も1.05倍となっている。
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