インフルエンザ流行による公私立中高の学級閉鎖が相次いでいるが、来年1月中旬に入試を行う関西の私立中学では、入試当日の会場運営に関し、保護者や塾関係者への呼びかけ、要請も行われている。
洛南高附属中では、感染予防や滞留状態を防止しつつ、定刻までに受験生に円滑に入場してもらえるよう、校門までの引率は保護者に限り、受験生を送り届けた後は速やかに校門前を空けてもらうこと、待機される保護者は一旦グラウンドに退避してもらうことをお願いしている。
塾に関しては、校地内及び登校通路にあたる公道(東寺参道を含む)における激励、点呼などは中止してもらうよう要請している。
一方、試験日以前の受験生への事前指導の中で、各自検温のうえ37.5度以上の場合、新型コロナ・インフルエンザ罹患を含め体調不良等の場合は、救護室受験扱いとなること、事前に判明した場合は速やかに受験者本人保護者より、当校に連絡いただくこと、さらに追試は行わない予定、などの確認も呼びかけている。
また、大阪の高槻中では「駅周辺・学校周辺・校内における学習塾の方々による受験当日の応援、ビラ配布はしないこと。校内での場所の提供は受験生及び保護者のみ」としている。
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