本校は、2025年度入試で共学2期生を募集します。
中学校には3つのコースがあり、それぞれに明確な特徴と目標を設定しています。「医進選抜」と「Science Global一貫」は男女共学、「ミライ探究一貫」は男子の募集コースです。
ミライ探究一貫コースでは、体験的な学習プログラムを充実させると同時に、iPadによる個別学習や放課後校内塾“Takigawa Plus”を活用し個々の学びをサポートしています。
高校からの3ヵ年課程は、「Science Global」(男女共学)と「ミライ探究」(男子)の2コース制です。
大学の指定校推薦枠は2024年度、100大学以上約500名に拡大しており、マレーシアのテイラーズ大学にも指定校推薦枠を活用して進学しています。
多様な個性が輝く環境のもとで、目標と意欲を持った皆さんが共学1期生に続いて受験そして入学してくれることを願っています。
中学入試の出題ポイント
本校では、ホームページに過去2年分の出題を掲載しています。各設問の正答率なども参考にしながら繰り返し取り組んでください。時間配分にも気をつけてください。
それでは各教科の入試対策を簡単に述べておきます。
国語は、基礎となる漢字、慣用句、四字熟語などで確実に得点していくことが肝要です。読解問題では、抜き出し式の記述問題もやや多くなっています。選択肢の問題なども、要点をまとめながら読む練習を心がけておくとよいでしょう。
算数は、第1問で四則計算、未知数を求める計算、単位の換算を含む計算を出題しています。計算の工夫で簡単になる問題もあります。
文章題では、複雑な問題を解く糸口の見つけ方をしっかり練習しておいてください。図形問題は比較的取り組みやすいと思います。
理科は、4分野から基本的な問題を出題しています。水溶液や気体の性質に関する出題では、グラフの作成を含めて計算を重視する傾向も見られます。
全体的にみると、問題文をよく読んで対応することが求められる設問もあり、落ち着いて問題文を読むことも意識してほしいと思います。
英語は、10分程度のリスニングも含まれます。
文法問題では動詞、前置詞、代名詞、また整序作文では分詞や関係代名詞などの出題も見られます。
2024年度入試では、英語の質問に15語以上20語以内の英語で答える自由英作文が出題されています。英語検定3級レベルの学習に取り組んでおいてください。
独自の「シュミレーションシート」で
合格目安など‟見える化”!
高校入試においては、「当日の試験300点」と、「5段階換算点100点」の計400点満点で合否判定を行うシステムも本校の特徴といえるでしょう。
入試説明会等で皆さんにお渡ししている「滝川高等学校 入試合格ラインシュミレーションシート」は、所定の空欄に、5段階換算点、英語検定の取得級、専願優遇制度による加点などを順次記入していくと、併願・専願の場合の「持ち点」を簡単に算出できるようになっています。
日頃からの皆さんの頑張りが見えやすい形で反映され、受験しやすく感じてもらえるのではと考えています。
12月に本校で追加開催予定の中高入試直前個別相談会でも、このシートを用いて具体例を紹介し、併せて入試3教科の傾向対策に役立つお話などもさせていただきたいと思っています。
入試科目の中では、数学が最も難しく感じられるかもしれませんが、基本的に読解力が問われているともいえますので問題文をできるだけ注意深く読み、何を聞かれているのかをきちんと確認するようにしてください。
2025年度入試まで、あとわずかとなりました。体調を整え、入試当日に臨んでいただけるよう心から願っています。
(お話は滝川中高 秋山良秀先生) ※本文より抜粋
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