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≪2025 私立中高合格のポイント≫

甲南女子中学校高等学校

前期のA1・A2両方受験で手堅く
受験料は両方受けても1回分
全日程で活用できる移行合格制度を実施

 
きょういく時報」24.12.8号掲載>




 本校は創立104年目を迎えます。変革の時代、中高6年間の女子一貫教育のさらなる充実発展をめざしています。

 発達段階に応じたカリキュラムのもとで、基礎期には人と自分とのかかわりを意識してもらえるよう、アサーションの実践なども取り入れています。

 中2から2年間の充実期には社会との関係性に目を向け、「環境」と「自己探求」のテーマを設けています。

 最後の2年間は、大学進学からその先に続いていく“未来の自分”に焦点を当て、発展期と位置づけています。

 設置コースは「Sアドバンスト(Sアド)」と「スタンダード」の2コースです。

 Sアドは国公立大、スタンダードは甲南女子大・国公立大・私立大などの進路に対応し、ゆったりしっかり学びます。医歯薬系を含めて進路は大きく広がり、多くの卒業生が実社会でリーダーシップを発揮してくれています。




中学入試にむけてのアドバイス


 2025年度中学入試も、ほぼ例年通りの出題傾向とお考えください。

 本校ホームページに掲載の「デジタルデータブック」で教科別の入試アドバイスをご覧いただければと思います。まずはどの教科も基本問題をしっかり解けるよう練習しておくことが重要です。



 算数は、1枚目の基本的な計算問題で8割、Sアドであれば9割の得点をめざすとよいでしょう。

 2枚目、3枚目は若干難しく感じるかもしれませんが、途中式や図への書き込みなども部分点で評価しますので、消さずに書き残すようにしてください。2枚目以降はスタンダードで5割、Sアドなら7割以上得点したいところです。



 国語の記述問題も「白紙にしない」気持ちで取り組みましょう。場合によっては本文中の言葉を書き写すだけでもプラスの評価につながると思います。


 理科社会も、わかったところまでを図や箇条書きなどで表現できるように練習しておくとよいでしょう。



 さて、いよいよ出願がスタートします。受験生の皆さんも引き続き体調管理に努めておられることと思います。この時期、過去問への取り組みはもちろんのこと、小学校や塾などでお使いのテキストを何度も見直し、練習問題にも繰り返し取り組んでおくことをおすすめします。

 一方、受験生の皆さんは日々の勉強に疲れを覚えるときも正直あると思います。そのようなときは、あこがれの制服を身につけて通学する自分の姿を思い描いてみるとよいかもしれません。本校のホームページやユーチューブ上には生徒たちの笑顔があふれています。自分自身の姿を重ね、イメージすることでモチベーションをアップできればと思います。

 受験生の皆さんのご健闘を心より願っています。


(お話は甲南女子中高 松原稔幸先生) ※本文より抜粋


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