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≪2025 私立中高合格のポイント≫

智辯学園和歌山中学校・高等学校

中学入試に「算数特化型」を導入
本校第一志望なら前・後期のW受験およびトリプル受験も可能

 
きょういく時報」24.11.28号掲載>




 智辯学園和歌山中学校は「S選抜クラス」と「総合選抜クラス」を設置しています。入学後はS選抜・総合選抜の区別なく毎年クラス替えを行い、生徒たちの頑張りを評価しています。

 2025年度中学入試では、従来の前期・後期日程に加え、後期の翌日午後4時30分から算数1教科で受験できる「算数特化型入試」を新設します。

 試作問題を本校HPに掲載しています。試験時間は60分。問題数は比較的少なく、前・後期とは出題傾向が大きく異なります。

 その意味では、算数が得意かどうかよりも、まずは算数が好きで、難しい問題にチャレンジするのがワクワクするといったような皆さんにとって最適な入試方式といえるかもしれません。

 受験料は、前・後期がそれぞれ20,000円、算数特化型は10,000円です。算数特化型については日程的にも受験料からもチャレンジしやすいように計画しています。多くの受験生の挑戦を期待しています。





中学入試の出題ポイント


国語は全般に、語彙力や読解力が年々落ちてきているように感じます。そうした中で「S選抜クラス」と「総合選抜クラス」の分かれ目は、本校ならではの200字の作文といえるでしょう。ここでしっかり得点し、取りこぼさないことが大切です。

 また、「総合選抜クラス」の合否は、200字作文もさることながら、語句や読解力などの基本的な部分がきちんとできているかどうかが大きな分かれ目といえます。

 基本的な漢字の問題などもきちんと得点できるように練習しておいてください。



算数は、大問1の計算問題で点差が開くことはまずないでしょう。

 一方、図形問題には特徴があり、「S選抜クラス」と「総合選抜クラス」を分けるポイントといえます。60分の限られた時間内で、どのように糸口を見出し解法につなげていくかが問われます。

 入試への取り組みの一環として「解けそうな問題を見分ける」力も身につけておきたいものです。



理科は、問題文の分量が多いことも特徴の一つです。

 2024年度は平均点が大幅にダウンしましたが、思考力が問われる出題が若干増えたことが背景として考えられます。同様の出題傾向は今後も続くと思われますので、2024年度の過去問をベースに対策しておくとよいでしょう。



算数特化型は、大問3問の構成です。前・後期入試とは大きく異なり、答えのみでなく、解き方や途中式などを書くことも求められます。初見の問題になるかと思いますが、粘り強く取り組みましょう。





高校は国・英・数の3教科入試


 2025年度高校入試の出題傾向などは例年通りで、大きな変化はありません。

 国語英語の長文、また数学も含め、できれば本校以外の過去問も活用しながら、入試当日に向けて最後の仕上げに取り組んでほしいと思います。

 なお入試に当たり、やむを得ない事情で受験できない場合には、集合時間までに本校へご連絡ください。

(お話は智辯学園和歌山中高 栗山一平先生) ※本文より抜粋


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