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≪2025 私立中高合格のポイント≫

開智中学校・高等学校

中学入試, 高校入試ともに, いかに想定内で対応できるか
入試過去問に取り組み出題傾向を把握

 
きょういく時報」24.10.28号掲載>





【中学入試】

 入試については、制度および入試出題傾向ともに前年と大きく変わることはありません。

 過去問(できれば5年分程度)をしっかり解いておくことが大切です。本校の入試問題は各教科傾向がはっきりしています。入試過去問から情報を収集し、本校の出題傾向をつかみましょう。

 特に、国語の1の基礎問題、算数の1・2は傾向がはっきりしています。その傾向を踏まえ、どんな問題が出題されても想定内に対応できるように準備することが大切です。

 想定内の幅を拡げること、つまり準備することで、受験生の力は入試当日まで伸び続けます。「想定内の幅を拡げる」ことを心掛け学習を継続し、入試当日は取りこぼしのないようにしましょう。



【高校入試】

 新課程に入り、従来では高校で履修していた内容が一部中学校に移行している教科があるので注意が必要です。入試過去問を参考にするときは年度新しいものから順に出題傾向を分析し、毎年出題されている分野や形式については抜けもれなく準備してください。

 ここ数年、特に数学が合否の鍵を握っています。ケアレスミスでの失点を防ぐことはもちろん、頻出分野での苦手克服に時間をかけてください。

 また、国語の書き取りだけではなく、社会ではほとんどの設問が漢字指定となっています。答えがわかっていても、漢字で答えられないと得点できません。重要用語や人物名等は漢字で書けるようにしましょう。

 高校入試においても、想定内の幅を拡げること、つまり入試過去問を用いて準備することで、受験生の学力は伸び続けます。入試当日まで「想定内の幅を拡げる」ことを心掛け学習を継続しましょう。



 中学入試・高校入試ともに、例年通り体調不良者については別室受験の対応を準備しています。対応が必要な場合は事前にご連絡をお願いいたします。また、追試験についても準備しています。新型コロナウイルスやインフルエンザ等に感染し、医師や保健所などの診断の結果、本試験を受験するのが困難であると判断された場合は、審議の上、追試験の受験が可能です。

 受験生の皆さん、健康管理に留意され、無事受験当日を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます。

(お話は開智中高 小笠原英人先生) ※本文より抜粋


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