早大で年配の教授3人が、セクハラ事件を連発したとの記事が、週刊新潮の11月5日号に掲載されていた。
そういえば京都で一昨年、とある国大の著名な教授が女性の院生を連れて、スナックにきていたことを思い出した。そうしたことは、国大・私大を問わないようだ。
女子の学生や院生にしてみれば、自分を指導してくれている教授だと思えばこそ、むげに断ることも出来ないといったところだろう。それを見越しての狼藉だからタチが悪い。
ところでこの現象は、日本だけに突出しているのかと思いきや、韓国の教育関係者や米国の教育関係者に聞いてみると、やはり教授らによる女子学生へのセクハラはあるらしい。
韓国では儒教の影響なのか男尊女卑の風潮があるようで、あまり問題化しないという。
米国では、頻発する同様の問題に、大学当局が男性の教授や准教授に対して、女子の学部生や院生と学外で交際するのを禁止する措置を取るケースが増えつつあるという。
学内でも、女子学生が研究室を訪問している間は、「ドアを必ずオープンにしておく」という規則まで出来ているようだ。
敢えて言うなら、お客様(学生)あっての学者商売であることを、くれぐれもお忘れなきよう。<N>
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