受験シーズンもいよいよクライマックスを迎える。
また、この時期は“あの塾があぶない”“あの出版社があぶない“など、根も葉もないウワサが横行する時期でもある。
事実ではない、証拠もないことをいいふらす本人はさぞや快感なのだろう。が、結局は自ら自分のいい加減さを表明しているにすぎない。
そして、いずれはこの責任を負わなければならない日がやって来ないとも限らない。
さて、一昨年「いじめ防止法」ができた。
職場のいじめ問題も、それが意図的な“いじめ”であることは、なかなか周囲の目に見えにくい。ただ、緻密に状況を分析してみると、“それ”は作為をもって行われていることが見えてくることもあるようだ。
司直の手に委ねなければならないケースが今後、さらに増加してくる可能性は否めない。
「自分の目で事実を見て、自分のアタマで考える」ことを、日常いたるところで、個々人が意識していく必要がありそうだ。
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