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≪2024私立中高合格のポイント≫

同志社香里中学校・高等学校

「前・後期両方に出願で復活合格も」
難易度は前・後期とも変わらず

きょういく時報」23.11.28号掲載>




 同志社香里中高は、同志社系列校で唯一大阪府内に位置し、卒業生の約95%が併設の同志社大学・同志社女子大学に進学しています。

 2024年度中学入試の募集人数は、前期日程が男子約95名・女子約95名、後期日程は男子約25名・女子約25名、合わせて240名です。

 出願期間は前期・後期とも12月1日(金)午前9時から1月8日(月・祝)まで。インターネット出願のみで、PC・スマホ・タブレットから、出願期間内の毎日24時間、手続きが可能です。

 出願手続きの流れは本校入試要項にも記載しておりますが、事前に本校までご連絡いただければ、学校でも入力していただけるよう対応させていただきます。

 入試日は、前期1月13日(土)、後期1月15日(月)、合格発表はそれぞれ入試日の翌日、午後5時からインターネットで行い、結果は簡易書留速達でもお知らせします。



4教科受験・アラカルト判定


 入試科目は国・算・社・理の4教科で、国・算各50分120点、社・理各40分各80点としています。

 合計点は、①4教科の合計、②国・算・理の合計×1.25、③国・算・社の合計×1.25の3パターンで算出し、このうち最も高い得点を合否判定に用います。

 ちなみに2023年度中学入試で合否判定に用いられた得点算出方法を見てみると、前期・後期で多少の差はあるものの、①が受験生全体の6割超、②が約3割、③は約1割弱となっていました。

 各教科にはクリアするべき基準点などはなく、前・後期入試の間には難易度や出題傾向の違いもありませんので、入試日程によって別々の対策をとる必要はないでしょう。

 本校を第一志望とお考えの方は前・後期両方に出願されることをお勧めします。

 前期入試では本来の力を出せなかったけれども後期では会場の雰囲気にも慣れ、復活合格につながったケースが毎年かなり見られます。今春は男女合わせて37名が、後期入試への再チャレンジで復活合格を果たしました。

 なお、前期で合格され、後期を受験されなかった場合には後期の検定料をお返しいたします。

 2024年度中学入試も出題傾向は例年通りです。問題文をよく読み、「何が問われているのか」を理解してから解くようにしてください。どの教科でも基礎事項の理解が問われます。



高校は作文・書類の総合評価


 2024年度高校入試も、募集人数は男子約30名・女子約30名です。

 2月10日(土)に作文(60分)とグループ面接による入試を実施します。

 合否判定は総合評価方式により、作文10点、提出書類140点の計150点満点で得点の高い方から合格者を決定します。なお面接の点数化はいたしません。

 提出書類は、個人報告書に記載される中3の9教科評定(90点満点)、中2以上の特別活動(15点満点)、中2以上の学内での活動(10点満点)、英検・数検・漢検(20点満点)、自己推薦※特別活動以外の活動(5点満点)で、入試要項に詳細を記載しています。英検は近年、準2級や2級の取得者が増加傾向となっています。

 出願は1月25日(木)から29日(月)まで、窓口持参または郵送により受け付けます。入試要項は、本校ホームページよりダウンロードできます。出願の際には専願・併願の区別がありますが、併願の合格最低点は専願より若干高いこともあり、この3年間については専願志願者のみとなっています。

 なおコロナ・インフルエンザに関する対応については、中学・高校とも、お電話でご連絡をいただき、個別に対応させていただく予定です。入試関連情報の詳細は本校ホームページで随時発信していますので、ご確認いただければと思います。


(お話は同志社香里中高 中瀬古佳史先生)


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