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近畿の実力私学百選

学校法人 関西金光学園

金光八尾中学校・高等学校



 ■中原敏博 校長先生へのインタビュー


生徒個々の能力を引き出す教育



今春、校長に就任されました。今後、どのような学校運営を?

中原: 昭和60年に開校した本校は、生徒や保護者の方々のニーズに応え、この30年で成長してきています。

開校当時は就職する生徒もありましたが、今では、大学進学を目指して入学してくる学校となりました。学校説明会などで、本校を志望する理由をたずねると「本気で勉強したいから」との答えが多く聞かれるようになりました。

金光八尾で夢や目標を実現したいと思ってもらえることを、心から嬉しく感じています。

 本校では、「確かな学力」を身につけ「豊かな情操」をはぐくむという教育方針を掲げ、世の中の役に立つ人間、社会に貢献できる人間の育成をめざしています。
 
基本的な生活習慣を身につけ、挨拶・礼儀の指導はもちろんのこと、通学路の清掃活動や、献血運動など学校内外での様々な取り組みを通して社会人としての基礎を培っています。



「分かりきる」まで徹底


中学校では、“心の教育”を推進しておられるとのことですが。

中原: 命の尊さと感謝の心を基本とした心の教育を展開しています。

生徒一人ひとりが大切な存在であること、一生懸命に生きる、生きていくことの尊さに気づいてほしいと思っています。

“このように生きていくとどんな人生になるのだろう”など、自分なりに人生や生き方について考えることで充実した人生を送れるのではないかと思います。


大学進学実績も着実に伸ばしておられます。

中原 基礎・基本の力を確実なものとするには、時間をかけることがまず重要です。「分かりきる」まで指導する丁寧な指導が、大きく伸びる力につながったと考えています。

 京都大学へはここ数年間、複数の合格者を出しており、今年は京大2名、神大2名、大阪市立大に7人、府立大に11人など国公立大学に54名が合格しました。

国公立の医学部医学科にも毎年、現役で合格する生徒がいます。関関同立へは延べ298人ですが、実数にすると100人が合格しており、卒業生の3人に1人が関関同立に合格したことになります。



これからの学校づくり、教育の方向性については。

中原: 先を見通すことが難しい時代です。思考力・表現力・判断力を培うことの重要性が、国をあげて強調されるようにもなっています。

本校でも、英語をはじめとして社会科や理科など各教科でICTが活用されておりますが、知識の量をしっかり蓄えた上での有効活用であることを、先生同士、常々確認しあっているところです。

 子どもたちの持っている力を最大限に伸ばすには、質の高い授業が必要です。上位層を厚くすると同時に生徒全体の底上げを図らなくてはなりません。

日々の授業でも、例えば教師が生徒の習熟度に合わせた適切な表現をしたり、思考力を育む発問を毎回授業の中に取り入れたり、発言の際に単語ではなくセンテンスで答えさせるなど、細かな対応で指導を進めています。

 また、夢や希望、先の職業を見据えた目標を考え、大学進学につなげていけるようなキャリア教育も、主体的な学習を進めていく上で大いに役立つでしょう。

生徒本人が課題を認識し、自分なりの学習方法を習得したとき、もう一歩伸びてくれるものと期待しています。

 本校では、創立30周年を機に、教育環境が一層充実しました。新設の武道館(柔剣道場)、リニューアルされた体育施設や特別教室、分割授業のための学習室、さらに個別ブースを備えた「自習室」が活用されています。

生徒それぞれの能力を十分に発揮してもらえる学習環境づくりに、引き続き努めてまいります。



ありがとうございました。<文中敬称略> 〔16.8.28号より全文掲載〕


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