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洛南高等学校・洛南高等学校附属中学校

中学・高校ともにWeb出願へ
合格発表はWeb+合格通知書郵送


きょういく時報」20.10.28 813号掲載>




 洛南高等学校附属中学校の2020年度入試は、例年通り統一入試日から三日目にあたる1月18日(月)に実施します。募集人数は内部進学者約90名を含む約280名で、従来と変わりありません。

 Web出願も導入から2年目を迎え、理解の広がりを感じているところですが、出願期間は年内12月14日(月)から21日(月)までの短期間となっており、ご注意いただければと思います。

 専願・併願の選択、あるいは試験科目を国・算・理の「3科型」にするか、国・算・理・社の「4科型」にするか、など出願前に決めておくこともスムーズな手続きにつながるものと思います。なお、受験料決済についても出願締切までに完了していただくようお願いいたします。

 国語は今春、例年通り3題構成で、文章量はやや減、難易度は例年並みでした。答案の中には、漢字で書くべきところをひらがなで書いたものや、本文の抜き出しで漢字を誤記したもの、記述の際に文意やことば同士の対応が不適切になってしまったものも見受けられました。日常生活で様々なことばに触れているかどうかが問われたようにも思います。

 算数は、例年に比べて出題数がやや減少しました。一問にかけられる時間が増え、ほとんどの受験生が最後の問題まで手をつけていたようです。様々なアプローチが可能な出題も含まれており、得点差が明確になったと感じています。

 理科は実験データやグラフの読み取り、作図などを中心に思考力が問われました。全般に分量がやや多く、時間不足の影響もうかがわれ、生物の実験の問題と大問5の物理で得点が開いたようです。

 社会は基礎的な学力を問う出題で、参考書レベルの学習が求められます。時間内に解答できる分量で、歴史分野は少し易しかったものの同時代の世界の出来事に関する頻出問題はあまり出来ていませんでした。漢字指定がなくても、小学生が書けるものは漢字で書くよう心がけてください。公民分野では憲法をしっかり学習しておきましょう。

 2021年度入試においても、過去問からの延長線上で進めていけばよいと思います。合否判定では400点満点で算出した換算点を用い、科目選択による区別はないようにしています。合格ラインは併願がやや高く、総合点のほぼ5割強の得点率が目安になるでしょう。


「空パラダイム」は約48名募集に

 高校には「空(そら)パラダイム」と「海(うみ)パラダイム」の2コースを設置しており、「空」は2年生以降、内部進学生との合同授業も行います。

 2021年度の募集人数は、「海」が96名と変わりませんが、「空」は約48名に絞られます。入学後、高いレベルでの切磋琢磨からスタートすることになりますので、受験生としては義務教育課程での学びの修得に努め、とくに主要5教科では苦手を作らない心がけが一層大切になるものと思います。

 出願方法はWeb方式に変わり、年内に事前登録が始まります。なお必要書類については、本校所定の封筒で1月22日(金)~1月26日(火)(消印有効)の期間中に郵送をお願いします。


 高校の入試科目は5教科です。今春は、理科が分量的内容的にやや難化し、問題文を理解する力が問われました。教科書を熟読し、基本事項を理解した上で、当たり前に使えるようにしたいものです。

 理科以外の各教科は難易度など例年並みでした。国語は評論がやや難。抜き出しの際に漢字を間違える、記述問題なのに主語がない、など慎重さに欠ける答案が目につき、点数差につながったようです。

 数学は、設問2と3の計算力、および設問4の発想力で明暗が分かれました。ただ、見当外れの解答はあまり見られず、よく準備して臨んでくれている様子がうかがわれました。

 英語はリスニング・文法・長文2題の構成です。設問1では簡単な計算をしなければならない場面があり、正答率が低くなりました。長文問題では解答のまとめ方にさらなる習熟が求められるでしょう。

 社会は3分野からバランスよく出題していますが、設問1の出題形式には戸惑った受験生もいたようです。設問3では、基礎内容の定着に課題が見られました。憲法の条文などしっかり学んできてほしいと思います。

 コロナ禍のもと、2021年度の公立高校入試における出題範囲の制限なども表明されています。そうした中、過去問対策への受験生の真剣な取り組みと、入学後の学びを考えますと、例えば注釈の十分な併記・活用により、幅広く受験生が取り組める出題を工夫することは可能かもしれません。

 受験生の皆さんには、しっかり体調を整え、試験当日に臨んでいただけるよう心より願っています。


(お話は洛南高 亀村俊実副校長先生)


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