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>>> 私立中高入試直前特集

「広がる中学入試の機会」
これまでの学習に応じた受験パターンを考えよう

和歌山信愛中学校・高等学校

きょういく時報」18.12.8 786号掲載>




 本校は医進・特進・学際の3コースを設置する女子校です。コツコツと積み上げるのが得意な女子の特性を活かし、育成型の学びを推進しており、卒業生の3人に1人が国公立大および大学校に合格しています。

 文科省のスーパーグローバルハイスクール(SGH)アソシエイト指定校として4年目、生徒たちは国内外での多様な活動にも楽しみながらチャレンジできるようになりました。

 また本校では、中学3年の修了段階で生徒の約6割が英検準2級を取得しています。次年度より中2でオンラインレッスンもスタートさせ、英語活用力をさらに伸ばしていきたいと思っています。


中学入試でC日程復活

 2019年度の中学校募集人数は、医進コース25名、特進コース35名、学際コース60名です。「C日程」の復活で入試回数は計4回となり、1月19日(土)に「A日程午前」「A日程午後」、1月20日(日)「B日程」、1月24日(木)「C日程」という流れになります。

 入試科目は「A日程午前」と「B日程」の医進・特進が3科目(国算理)、学際は2科目(国算)。「A日程午後」と「C日程」は作文と基礎テスト(算数)の2科目で、公立中高一貫校の合格発表後に入学手続き締切日を設けています。なお面接は、初回となる受験時にのみ行います。

 「A午前」「B日程」「A午後」の出願は12月10日(月)から1月17日(木)まで、インターネットで受け付けます。1回分の受験料で、2回または3回の同時出願も可能です。「C日程」の出願期間は1月21日(月)から23日(水)までとなっており、最終の受験機会としても有効にご活用いただけるのではと考えています。

 2019年度の出題傾向や難易度は、これまでと変わりません。国語は語句・漢字・文法の問題、説明文、物語文の大問3題の構成です。記述問題は、問いに応じて適切な語尾を用いることができるようにしておきましょう。

 算数は、大問数が減少する一方で小問数が増える傾向となっています。単位を揃えるなど、細かいところでミスをしないように。基礎的なレベルの出題を確実に正解できれば合格が見えてくるはずです。

 理科については、どの分野もまんべんなく出題します。

 「A午後」と「C日程」の作文は、本文を読んで自分の考えを述べるもので、4段階で点数化しています。また基礎テスト(算数)では、解答の道筋を式や文章で説明する問題なども出題します。

 各コースの合格目安となる得点率は、医進70%、特進60%、学際40%とお考えいただければよいでしょう。「B日程」に比べると「A午前」の方が取り組みやすい出題になっていますので、本校を第一志望とお考えの受験生はまず「A午前」から受験されることをおすすめします。


5科・3科選択制へ

 高校の募集人数は、特進コース60名、学際コース70名で、学際コースには「スポーツ特別募集」の30名も含まれます。スポーツ特別募集の出願希望者は12月と1月いずれかの指定期間に必要書類を提出し、出願の認定審査を受けておくことが必要です。

 出願はインターネットによる手続き後、郵送または窓口持参をお願いいたします。出願書類をプリントアウトし、提出時には印鑑の押し忘れなどチェックしていただければと思います。特進から学際への移行合格、併願から専願への変更合格制度についても、ぜひ入試要項をご確認ください。

 2019年度の高校入試は2月3日(日)に行います。面接は、スポーツ特別募集の受験生を除く専願者のみとしています。

 学科試験はあらたに5科型が導入され、英数国3科型との選択制になります。5教科を選択した場合も、3教科の得点を傾斜配点により換算したものと比較して、いずれか高い方を合否判定に用います。プレテスト時のアンケートでは、参加者の約80%が5教科型の選択を希望していたようですが、英語と数学は5教科型も3教科型も配点が高く、しっかり対策しておきたいところです。

 新しく始まる社会は、世界地理や世界史の問題も出題範囲に含まれます。理科はグラフの読み取りと計算問題が要注意といえそうです。いずれも各分野からまんべんなく出題します。

 中高の『アンティエ特別奨学制度』は成績優秀者を対象に授業料の全額または半額を給付するもので、出願が始まる12月中に申請期間を設けています。

 本校では、2020年の大学入試改革に向けた対応も着実に進んでいます。大学や研究機関、企業との提携による多様な取り組みの成果を外部の方々にも発表できるよう機会を設けていきたいと思っています。

(お話は和歌山信愛中高 山本茂樹先生)


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