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>>> 私立中高入試直前特集

「自分の考えを記述する問題も」
全入試日程で移行合格の利用が可能に

甲南女子中学校

きょういく時報」18.11.18 785号掲載>




 甲南女子中高は、高校からの募集がない完全な6年一貫の学校です。

 「Sアドバンスト(Sアド)」「スタンダード」の2コースを設置し、1クラス36人の少人数制、週6日制を実施しています。

 授業では“環境”“平和”をテーマに据えた総合学習や、学年を超えた縦割りグループによる多様な学びを大切にしています。進学面でも東大・京大・阪大・神大、医大をはじめとして多様な大学・学部に毎年卒業生を送り出しています。


「シンプルで受けやすい入試制度へ」

 2019年度の入試より、移行合格制度が全日程に拡充されます。得点が「Sアド」合格に届かなかった場合でも「スタンダード」合格の得点があれば「スタンダード」に合格できるもので、移行合格の希望は出願時にうかがいます。

 また、B日程入試ではこれまで実施してきた「スタンダード単願者の最少合格数」や、入試当日に受験コースを選択できる制度が廃止されます。

 2019年度の入試は、1月19日(土)にA入試1次、1月20日(日)にA入試2次、1月23日(水)にB入試を行います。出願期間は12月17日(月)から、A入試1次・2次は1月17日(木)午後4時まで、B入試は1月22日(火)午後4時まで。出願方法はWebのみです。

 また、A入試については受験料1回分で1次・2次の両方を受験でき、A入試の結果を見てからB入試に出願することも可能です。合格発表はWebのみで行います。入学手続きまでの流れなど、事前に入試要項などで確認しておいていただければと思います。

 入試科目は、A入試1次が国・算・社・理の4科で、合否判定には@(国+算+社+理)、A(国+算+社)×1.2、B(国+算+理)×1.2のうちの最高得点を用います。A入試2次とB入試は、国・算の2科入試です。

 出題はすべて両コース共通問題です。2018年度では、合格平均がスタンダード約6割、Sアド約7割5分の得点でした。それを目指し、過去問に取り組んでみてください。

 ちなみに今春のB入試では、スタンダード受験者が最高点でした。保護者の中には受験生本人の性格を理解した上で敢えて“ゆっくりじっくり”というコース選択をされる方々もおられるように感じています。


「一生懸命で誠実な解答」

 算数の入試問題は、3枚のうち1枚目が小問集合、2枚目・3枚目は小問付きの文章題が中心となっています。採点では解答の過程も見せていただきます。考え方や方針など、わかったところまででも答案に書けるようにしておくとプラスに働くでしょう。文章題は、いずれも最初の小問を比較的取り組みやすくしています。

 国語は文学的な文章と論理的な文章を出題しており、考えを問う設問も少しずつ増えているようです。

 理科は今春、生物分野の得点が高くなりました。簡単な実験方法を考えた上で、“それを見て他のグループでも同じ実験ができるように説明せよ”という問題では、「一生懸命誠実に解答してくれている様子が答案を通してうかがえた」など、担当者のコメントが聞かれました。

 社会では地理・歴史が各30〜40%、公民20〜30%の割合で出題しています。新聞などにも目を通しておくとよいでしょう。

(お話は甲南女子中高 松尾由起子教頭先生)


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